事業者登録と技能者登録の2種類あることはこちらのページで説明したとおりですが、
個人事業者や一人親方の登録はどのようにするのでしょうか。
答えは、事業者登録と技能者登録の両方の登録が必要です。
（※例外的に技能者登録のみで運用するケースもあります。詳細はこちらをご覧ください）
なぜ両方の登録が必要なのでしょうか。
建設キャリアアップシステムの仕組みを簡単に見てみましょう。
ポイントは、
・各技能者と事業者IDの紐付け
・施工体制や作業員名簿への登録
です。
技能者と事業者IDの紐付け
建設キャリアアップシステムでは、「各技能者」と「所属する事業者」を紐付けて運用する仕組みになっています。
つまり、この技能者はここの事業者に所属しているという情報を登録しています。
個人事業者や一人親方の方が事業者登録をしていないと、この事業者IDの紐付けが出来ていない状況になります。
では、事業者IDの紐付けが出来ていないと、何が問題なのでしょうか。施工体制や作業員名簿への登録
事業者IDが紐付けられていないと様々な問題があるかと思いますが、
運用上一番大きな問題点は、施工体制や作業員名簿の登録ができないという点です。
各現場において施工体制や作業員名簿を登録する際、事業者IDが紐付けられた技能者しか登録できません。
もう少し詳しく述べますと、
施工体制を組む際に、現場に出入りする事業者を登録していきます。
そしてその登録された事業者に所属する技能者から、現場に入る作業員を名簿に登録していきます。
つまり、事業者登録ができていないと、施工体制に入ることができず、作業員名簿にも登録できません。
ですので、建設キャリアアップシステムを正しく用いて運用するためには、
事業者登録をして事業者IDを所得する必要があります。
（※例外的に技能者登録のみで運用するケースもあります。詳細はこちらをご覧ください）
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