建設業コラム
建設業コラム
作成日:2023/01/10
建設キャリアアップシステム カードを忘れてしまっても就業履歴は蓄積できる?



建設キャリアアップシステムが導入されている現場では、日々の就業履歴を蓄積していくことができます。
(事前に技能者登録や所属事業者の紐付け、作業員名簿への登録等が済んでいることが必要です)


でも、カードを忘れてしまったり紛失してしまったりした場合、就業履歴はどのようになるのでしょうか。


カードを忘れてしまっても就業履歴の蓄積はできる?


カードを忘れてしまったり、紛失した場合でも、就業履歴の蓄積は可能です。

その場合、自身の技能者ページへログインし、直接入力による登録が必要です。

また、所属事業者による代行登録も可能です。


【関連するページ】
 
技能者カード再発行手続き代行サービス


元請による承認も必要


直接入力により登録された就業履歴は、そのままでは正式な就業履歴として蓄積されません。
元請による承認が必要です。


つまり、

@本人(または所属事業者)による直接入力

A元請による承認

という手続きが必要です。


過去の就業履歴はいつまで登録できる?


直接入力による就業履歴の登録によって、過去に就業した現場を登録することができますが、無期限に出来るわけではありません。

就業日の翌月末までの期間に登録および承認が必要です。

例えば、1月10日に入った現場では、2月末までに登録と承認が必要です。
3月1日以降は登録・承認ができなくなるので、注意しましょう。


就業履歴を蓄積するとどうなるの?


就業履歴には、技能者の職種・立場(職長など)・作業内容などを蓄積することができます。

この蓄積させた就業履歴は、技能者の能力評価制度(レベル判定)に利用できます。

能力評価制度(レベル判定)とは、建設キャリアアップシステムの根幹をなす仕組みの一つで、技能者の技能を4つのレベルに分け、資格や経験などで評価する制度です。

【関連するページ】
 CCUSのレベル判定をするなら今のうちがオススメ!どうして?
 技能者カード あなたのカードは何色?



建設キャリアアップシステムに登録以前の就業履歴は?


建設キャリアアップシステムへ登録する前の就業履歴は蓄積することができません。

国土交通省や全国の建設業団体が原則義務化に向けて強く推進している制度なので、いずれ全ての現場において登録が必要になることが予想されます。

一刻も早く建設キャリアアップシステムへの登録を済まし、自身の経験・技能をシステムへ蓄積・登録していきましょう。


【関連するページ】
 建設キャリアアップシステム担当者必見!新規登録 代行申請特急サービス


建設業サポートデスク


建設業サポートデスクでは、建設キャリアアップシステムへの新規登録をはじめ、既登録者へのレベル判定や、紛失したカード・ログイン情報の再発行等、各種手続き代行サービスを行っています。

また、これから建設キャリアアップシステムを導入しようしている元請の方等を対象とした、導入支援サポートも行っています。

【関連するページ】
 元請必見!CCUS現場利用のフローとCCUS導入支援サポート


いずれのサポートも、建設キャリアアップシステムの認定アドバイザー等の専門家が行い、ご利用者様からはご好評を得ています。


各種手続き代行に関するお申込み・お問い合わせはお電話、または下記のお問い合わせフォームよりお待ちしています。

 

<手続き代行に関するお問い合わせ先> 

TEL 06-4862-7749 (平日9:00〜17:00)
有料の手続き代行窓口です。手続き方法等についてのお問い合わせは対応していません。
※手続き方法等は建設キャリアアップシステム公式ページよりお問い合わせください。

お問合せ
KATO行政書士事務所
532-0011
大阪市淀川区西中島6-7-3
第6新大阪ビル905号室
TEL:06-4862-7749

国交省バナー01

CCUSバナー01