建設業コラム
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作成日:2022/07/14
CCUSのレベル判定をするなら今のうちがオススメ!どうして?



 

登録基幹技能者とゴールドカード


先日、建設業振興基金の理事長が、技能者の処遇改善に向け、建設キャリアアップシステムに基づく能力評価(レベル判定)の申請手続きを早期に実施するよう、各専門工事業団体に求めたというニュースがありました。

登録基幹技能者であれば、ゴールドカードを持てるレベル4に位置付けられています。

全国に約8万人の登録基幹技能者がいますが、実際にゴールドカードを持っているのは約4万人となっています。

 技能者レベルとカードの色についてはこちらのページをご参照ください。


ゴールドカード保持者が少ない理由?


なぜこんなにゴールドカード保持者が少ないのかというのは様々な理由があるとは思いますが、理由の一つに自身で申請手続きをする必要がある、ということが挙げられると思います。

つまり、勝手にゴールドカードになるのではなく、自身で申請手続きを行う必要があります。
(現時点では申請をしないとレベル1の白カードのままです)

せっかくレベル4になれる技能を持っているのに、申請をしていないがためにレベル1のカードのままというのは、もったいない話です。


レベル判定における経験年数の算出方法


レベル判定にあたっては、所有している資格だけではなく、経験年数等も必要です。

建設業での経験年数や、職長としての経験年数などが必要になります。


この経験年数ですが、現在は建設キャリアアップシステムに登録されている一番古い資格の取得日等から算出します。


ただし、これは2024年3月までの経過措置となっており、2024年4月以降は建設キャリアアップシステムに蓄積された就業日数や立場等で審査されるようになります。
(現場でカードを通して貯めた就業日数等で判断されるようになります。)

※2023年6月にガイドラインが改訂され、上記内容について一部変更があります。
詳細はこちらの記事でご確認ください。


つまり、建設業で10年の経験があっても、建設キャリアアップシステムの登録をしてから2年しかない技能者は、経験2年と判断されるようになります。


レベル判定をするなら今のうちに!


上記のように、2024年以降は建設キャリアアップシステムに蓄積された就業データで経験年数が判断されるようになりますので、このままでは多くの方が就業日数が足りなくなる状況が予測されます。

ですので、登録基幹技能者や、1級2級の技術者・技能者資格をお持ちの方は、今のうちにレベル判定を行い、自身の技能に適したレベルを所持することを強くオススメします。


また、同時にまだ技能者登録がお済みでない方も、建設キャリアアップシステム上に経験を貯めていかないともったいないので、早めに登録をすることをオススメします。

※建設業サポートデスクでは、CCUS新規登録の手続き代行も行っています。
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経審対応型 レベル判定コンサルティング


建設業サポートデスクでは、レベル判定のメリットを事業者目線でもご提案する「経審対応型 レベル判定コンサルティング」を行っています。


事業者にとっても自社の施工能力を示したり、経審の加点対象にもなりますので、1級や2級の資格等を持っている技能者がいれば、まずはご相談ください。

どの分野で、どのレベルになれるかを調査しレベル判定手続きをするとともに、あとどの資格があれば上のレベルにいけるか等までアドバイスし、技能者と事業者の成長をサポートします。


レベル判定(能力評価制度)を用いた事業者・技能者の成長をお考えの方や、レベル判定でお悩みの方がいれば、まずは建設業サポートデスクへご相談ください。

 レベル判定の手続き代行についての詳細はこちら


お問合せ・ご相談は、お電話またはお問合せフォームで承っています。


TEL 06-4862-7749 (平日9:00 〜 17:00)
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