建設キャリアアップシステムに関するよくある質問について取り上げます。
今回は、技能者カードの色とレベルについて説明します。
技能者カードの色
建設キャリアアップシステムの技能者登録をすると発行される技能者カード。
その技能者カードに色の違いがあるのをご存知でしたか?
白、青、銀、金の4色があり、それぞれ技能者のレベルによって色が分かれています。
白:レベル1
青:レベル2
銀:レベル3
金:レベル4
となります。
レベルの目安は?
それぞれの色ですが、どの程度の技能レベルを持つことが必要なのでしょうか。
目安ではありますが、下記のような能力を有する必要があります。
白:レベル1 ⇒ 初級技能者(見習い)
青:レベル2 ⇒ 中堅技能者(一人前)
銀:レベル3 ⇒ 班長として現場に従事できる者
金:レベル4 ⇒ 高度なマネジメント能力を有する者(登録基幹技能者等)
色を変えるにはどうすればいいの?
技能者カードが発行された時点では、一律で白カード(レベル1)となります。
(※2020年9月以前に申請した方は技能に応じた色で発行されていましたが、2020年10月以降は一律で白カードが発行されています。)
もし、それぞれのレベル相当の技能を持っている場合、レベル判定の申請手続きを行うことで各レベル相当のカードを持つことができます。
現時点では自動的に色が変わる仕組みにはなっておらず、申請する必要があるので注意が必要です。
手続きはどうすれば?
技能者の能力評価レベル判定は、分野ごとの能力評価実施団体が行っています。
申請方法やレベル判定の基準などは実施団体ごとに異なる点があるので、ご自身の分野の能力評価実施団体へ確認することが必要です。
詳細については、国土交通省のホームページをご参照ください。
また、建設業サポートデスクでは、レベル判定の代行サービスも行っています。
ご自身での手続きが難しい場合や、時間がない場合など、
建設業サポートデスクへお任せくだされば、申請者様に代わって手続きを行います。
レベル判定でお悩みの方がいれば、まずは建設業サポートデスクへご相談ください。
お問合せ・ご相談は、お電話またはお問合せフォームで承っています。
TEL 06-4862-7749(平日9:00 〜 17:00)