建設業コラム
建設業コラム
作成日:2022/09/29
技能レベルに応じた処遇改善を今する大きなメリット



 

登録は増加 一方活用には課題の建設キャリアアップシステム


全国建設業協会は会員企業へ建設キャリアアップシステム(CCUS)への取り組みについてアンケート調査を行いました。

その中で、事業者登録した会員の割合は50.6%と、前年度と比べ14.1ポイント増と大幅に増え、利用者が着実に増加してきているのが分かります。

ただ、活用状況については約70%の企業が「活用していない」との結果。

技能労働者の処遇改善等が本来の目的であるCCUSですが、「自社の技能者に対し、カードのレベルに応じて給与などを優遇している」が4.4%等、課題が見えました。


技能レベルに応じた処遇を今取り入れるメリット


ですが、周りがまだCCUSの技能レベルを積極的に処遇改善に取り入れていないという状況は、優秀な技能者が欲しい企業にとってはチャンスかもしれません。

なぜなら、自社が積極的に技能レベルに応じた処遇改善を打ち出していけば、優秀な技能者が集まる可能性がグンと高まるからです。

「あそこの会社では自分の技能をきちんと処遇に反映してもらえる」ということが伝われば、その企業で働きたいと思う人が多く集まるのは当然のことではないでしょうか。

また、自分の技能を評価してもらえるというのは、技能者のモチベーションにも繋がります。
「次のレベルを目指せば処遇が良くなる」と技能者は自らレベルアップを目指し、その技能レベル向上は会社の評価アップにも活かされ、好循環が生まれます。

今ならまだ周りの企業が積極的に取り入れていない状況なので、技能レベルに応じた処遇を取り入れれば大きく目立つことでしょう。

人的資本という考えが普及していく現在においても、注目度は高くなるでしょう。



建設業サポートデスクでのレベル判定への取組み


建設業サポートデスクには社会保険労務士が所属しており、労働環境の改善処遇改善等の問題に日々取り組んでいます。

建設業ならではの労働環境も熟知しており、それらの問題とも向かい合っています。

その中で、CCUSのレベル判定はこれまでにない評価制度で、これからの建設業にとって必要な制度であると注目しています。

建設業サポートデスクでは、レベル判定のメリットを事業者目線でもご提案する「経審対応型 レベル判定コンサルティング」を行っています。

事業者にとっても自社の施工能力を示したり、経審の加点対象にもなりますので、1級や2級の資格等を持っている技能者がいれば、まずはご相談ください。

どの分野で、どのレベルになれるかを調査しレベル判定手続きをするとともに、あとどの資格があれば上のレベルにいけるか等までアドバイスし、技能者と事業者の成長をサポートします。

レベル判定を用いた事業者・技能者の成長をお考えの方や、レベル判定でお悩みの方がいれば、まずは建設業サポートデスクへご相談ください。
建設業に関する労務相談も承っています。


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