作成日:2025/03/05
建退共の電子申請とCCUSの連携について
連携概要
前回の建設業コラムにて、建退共の電子申請とCCUSで以下の連携ができることをご紹介しました。
@現場・契約情報
CCUS ⇒ 建退共
CCUSに登録された現場・契約情報を建退共に取り込みます。
A就業履歴
CCUS ⇔ 建退共
CCUSに登録された就業履歴を建退共に取り込みます。
もしくは、建退共に登録された就労実績をCCUSに取り込みます。
前回の建設業コラムはこちら↓
建退共電子申請とCCUSを連携して、事務作業を効率化しましょう!
今回は、連携の方式についてご紹介します!
連携方式 概要
連携方式は大きく分けて、以下の3つがございます。@一括作業方式
一括作業方式は、元請が行うものと、一次下請が行うものがございます。
1.元請一括作業方式
元請⇒建退共へ就労実績の報告を行う方式です。
2.一次下請一括作業方式
一次下請⇒建退共へ就労実績の報告を行う方式です。
A下請個別作業方式
下請⇒上位の事業者へ就労実績の報告を行う方式です。
CCUSから出力した就業履歴を、建退共のシステムに取り込み、建退共のシステム内で下請⇒上位事業者へ報告します。
上位事業者に就業実績の情報を集約し、その後、上位事業者(元請 or 一次下請)から建退共へ就労実績の報告を行います。
BR方式
このR方式は、上記@Aとは違って、建退共から就労実績を取得し、CCUSの就業履歴に取り込む方式です。
主に元請事業者がCCUSに就業履歴を登録するために、この方式を利用します。
要するに、連携される情報の流れとしては、下記のようになります。
@一括作業方式 A下請個別作業方式
CCUS ⇒ 建退共
CCUSに登録されている現場・契約情報と就業履歴を出力し、建退共に取り込む。
BR方式
建退共 ⇒ CCUS
建退共に登録されている就労実績を出力し、CCUSに取り込む。
各方式での連携操作方法につきましては、以下のページをご覧ください。
建退共電子申請とCCUSのデータ連携
建設業サポートデスクでできること
建設業サポートデスクでは、以下のお手続の代行が可能です。@CCUSへの事業者・技能者登録
建退共とCCUSを連携するためには、CCUSへの事業者・技能者登録が必須です。
ACCUSへの共済契約者番号・被共済者番号の登録
CCUSに各番号を登録することにより、建退共と連携できます。
BCCUSへの施工体制登録
建退共との連携のために、CCUSにて施工体制登録を不備なく行うことが重要です。
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