建設業コラム
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作成日:2024/03/06
レベル判定は今のうちに!理由を解説



レベル判定はもうお済みですか?


経験や資格があるのにレベル判定をうけていない方、興味はあるけど制度が難しくて先延ばしにしてしまっている方、いらっしゃいませんか??
レベル判定は断然【今】やるのがオススメです!その理由を解説していきます。

2029年4月以降、経歴証明の取扱いが変わります


レベル判定を受けるには、自身が各レベルに相当する経験を有していることを証明する必要があります。
現在、2024年3月31日までの経験に関しては事業主に経歴証明をしてもらうことで、4月1日以降の経験に関してはCCUSに蓄積された就業履歴で証明が可能です。

しかし、上記の取扱いには期限があり、事業主によって経験を証明できるのは2029年3月31日までとなっています。
4月1日以降は、2024年3月31日以前を含めた全期間の経験をCCUSに蓄積された就業履歴のみで証明する必要があります。




経歴証明が使えないとどうなる?


事業主による経歴証明が使えない場合どんな不都合があるのか、建設業で働くAさんとBさんを例に見ていきましょう。

 











Aさんはとび職で10年間経験を積み、レベル3相当の資格を持っています。
2024年3月までにCCUSに登録し、登録後すぐにレベル判定を受けました。

2024年3月31日までの経験は事業主による証明が可能なので、今までの経験すべてを会社に証明してもらいました。

経験と資格が認められ、Aさんはレベル3にレベルアップしました。


Bさんは大工として25年の経験を持つベテランです。
2029年5月にCCUSに登録し、レベル判定を受けてレベル4になりたいと思いました。

ところが、2029年4月以降は、CCUSに蓄積された就業履歴でしか経験を証明できません。
CCUSに登録したてのBさんには証明できる就業履歴がなく、十分な経験・資格があるにもかかわらずレベルは1のままでした。

正しい評価を受けられない可能性も…


Bさんの例のように、本来なら上位レベルに相当する資格・経験を持っていたとしても、CCUSへの登録やレベル判定のタイミングによってレベルアップができない可能性があります。

さらに、CCUSのレベルに応じた賃金の目安を国土交通省が公表しており、今後はカードの色を給料決定の際の基準に取り入れる企業も増えてくるかもしれません。(既にレベルに応じた手当の支給を実施・検討している企業もあります)
カードが白色のままだと、正しい評価を受けられない可能性もあります。

レベル判定のことなら、建設業サポートデスクにご相談ください


レベル判定を【今】お勧めする理由について解説いたしましたがいかがでしたか?
過去の記事でも、レベル判定のメリットについてまとめていますので、興味を持っていただけた方はぜひこちらもご確認ください。

▶過去記事はこちら:「レベル判定、もうお済みですか?」

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申請代行に加え、どの分野でどのレベルになれるか、次のレベルアップに必要な資格まで調査・アドバイスが可能ですので、レベル判定を迷っている方はぜひ一度ご相談ください!

また、弊所の公式LINEでは無料で現在の技能者レベルを診断できるコンテンツをご用意しております。
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※レベル判定には更に詳しい調査・申請が必要です
※実際のレベルとは異なる可能性がございます

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