技能者の能力評価制度(レベル判定)
CCUSカードにはランクがあり、技能者の経験・資格・表彰履歴により色が変わっていくしくみになっています。
★レベル4=基幹技能者クラス(ゴールド)★
★レベル3=職長クラス(シルバー)★
★レベル2=中堅クラス(ブルー)★
☆レベル1=見習い(ホワイト)☆
初期カードは資格や経験年数に関わらず、全員にホワイトカードが交付されます。
そして、どんなに優れた技能者でも申請をしないとホワイトカードのままです。
レベル判定を受けるメリット
技能者さんがレベルアップをすることは、実は会社にとってもメリットがあります!
会社にとってのメリット
・経審上で加点の対象になる
・元請企業へ自社の施工能力をアピール
・技能者のモチベーションアップ
・技能者のスキルアップ
・労務費の適切な確保に繋がる 等
事業主による「経歴証明」が使えるのは今だけ!
レベル判定を受けるには、対象の職種で、ある程度の経験年数があることを証明する必要があります。
例えば、「とび」分野でレベル4を申請したい場合、「とび工として12年の経験」+「職長として7年」の経験が必要です。
経験年数については、CCUSに蓄積された就業履歴を見て判断するのが基本ですが、2024年3月31日までの期間については所属事業者が「経歴証明書」を提出して証明することが可能です。
しかし、この証明方法には期限があり、経歴証明書が使えるのは2029年3月31日までです。
つまり、約5年後にはCCUSに蓄積された期間でしか経験年数を証明することができなくなります。
関連記事:レベル判定は今のうちに!理由を解説
2029年3月末までになるべく多くのレベルアップを!
レベル判定については聞いたことあるけど・・・
「まだ周りは誰もやってないしなあ。」「現場で言われたらやろうかな・・・」と思っている方はいませんか?
確かに、レベル判定自体はまだまだ認知されていない制度ですが、大手ゼネコンを中心に技能者レベルに応じた手当等を支給するなど、レベル判定に関する取組をする企業は着実に増えています。
CCUSの能力評価に応じた手当支給の取組例
今後は、「上位レベルの技能者が何人いるか?」を仕事を依頼する際の基準として取り入れる企業も増えてくる可能性があります。
経歴証明が使える2029年3月末までに、より多くの上位レベル技能者を輩出することが重要です。
建設業サポートデスク
建設業サポートデスクでは、他社では珍しい「レベル判定コンサルティング」を同時に行っています。
「どの分野で、どのレベルになれるか」を調査しレベル判定手続きをするとともに、「あとどの資格があれば上のレベルにいけるか」等までアドバイスし、技能者と事業者の成長をサポートします。
レベル判定を用いた事業者・技能者の成長をお考えの方や、レベル判定でお悩みの方がいれば、まずは建設業サポートデスクへご相談ください。
お問合せ・ご相談は、お電話またはお問合せフォームで承っています。
TEL 050-5433-6737 (平日9:00 〜 17:00)
※有料の手続き代行窓口です。手続き方法等についてのお問い合わせは対応していません。
※手続き方法等は建設キャリアアップシステム公式ページよりお問い合わせください。
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