建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録の際、添付書類などで不備になってしまい、登録完了までに数か月かかってしまった、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、とにかく早く手元にカードが欲しい方向けの、申請時の不備回避のポイントをご紹介いたします。
申請時の不備回避のポイント
ポイントその① 社会保険は「加入無し」で一旦登録する
社会保険の項目は添付書類の漏れや誤りなどで、不備になりやすい項目です。一旦は「加入無し」で申請し、IDが発行された後に追加で登録をした方が、不備になる可能性が少なく、手続きがスムーズに進みます。
また、よく「社会保険の書類が揃っていないと申請できませんか？」というご質問をいただきますが、社会保険の書類が揃っていなくてもCCUSへの登録自体は可能です。
万が一書類を紛失してしまい、再発行に時間がかかりそうなときも、この方法での登録をお勧めします。
ただし、現場によってはCCUSに登録された情報で、適切な社会保険に加入しているかを判断することもあるので、その場合は注意が必要です。
ポイントその② 簡略型項目のみで申請する
CCUSの登録項目は、簡略型と詳細型の2種類に分けられています。早くカードが欲しい、急いで登録をしたい場合は、不備になりやすい詳細型項目は一旦入力せず、簡略型項目のみを入力して申請することをお勧めします。
なお、2つの項目の違いは下記の通りです。
簡略型項目＝氏名、住所、社会保険情報など、登録の上で必須となる項目
詳細型項目＝資格、学歴、健康診断の情報など、必須ではないが登録が推奨されている項目
こちらも社会保険と同様、ID発行後に資格等の情報を追加で登録するのを忘れないように注意しましょう。
建設業サポートデスク
・元請から登録を急かされている
・現場に入るのに、早くカードを作りたい
・パソコン操作に不慣れで手続きが思うように進まない・・・
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ建設業サポートデスクにご相談ください。
弊所はCCUS認定アドバイザーが在籍する行政書士事務所です。
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