持続可能な建設業へ向けた提言
国土交通省の中央建設業審議会と社会資本整備審議会の基本問題小委員会が8日に開かれ、持続可能な建設業に向けた制度的対応の提言をまとめました。
提言では、以下の3つの柱を掲げ、早急に講じるべき施策の方向性を打ち出しました。
@請負契約の透明化による適切なリスク分担
A適切な労務費などの確保や賃金行き渡りの担保
B魅力ある就労環境を実現する働き方改革と生産性向上
建設キャリアアップシステムのレベル判定
この中でもAを実現するために、建設キャリアアップシステム(CCUS)の能力評価制度(レベル判定)は重要な基盤になると考えられます。
適切な労務費の算出をするためには、技能者の労働価値を適正に評価し、適切な賃金水準を実現することが重要ですが、CCUSの能力評価制度によって、技能者の経験や知識・技能、マネジメント能力を正確に把握できるようになれば、標準労務費の設定や、不当に低い請負代金の禁止の判断に役立てることができます。
CCUSの能力評価制度は導入から数年が経過しましたが、国土交通省は2023年度を「能力評価制度躍進の年」とし、取組みを加速化しています。
CCUSの能力評価制度が有効に機能することで、建設業における担い手確保・育成や、魅力ある就労環境の実現につながることが期待されます。
建設業サポートデスク
建設業サポートデスクでは、建設キャリアアップシステムに特化した手続き代行をしており、新規登録をはじめ、現場導入サポートやレベル判定等の各種手続き代行(有料)も行っています。
建設キャリアアップシステムの公式認定アドバイザーやCCUS登録行政書士などの専門家が手続きを行うので、安心してお任せいただけます。
建設キャリアアップシステムのお困りごとがありましたら、是非ご相談ください。
お申込み・ご相談は、お電話またはお問合せフォームで承っています。
TEL 06-4862-7749 (平日9:00 〜 17:00)
※有料の手続き代行窓口です。手続き方法等についてのお問い合わせは対応していません。