近年、建設キャリアアップシステム(CCUS)を導入することで公共工事入札において有利になる制度が急増しています。
背景には国土交通省や全国の建設業団体が強力にCCUSを推進している実態があり、今後も益々CCUSの活用が進んでいくことが予想できます。
CCUS事業者登録で加点
CCUSの事業者登録をすることで、入札時の総合評価において加点対象となる自治体が近年急増しています。
また、和歌山県や徳島県など一部の自治体においては、レベル判定(能力評価制度)も評価に取り入れており、レベル3以上の保有者がいると加点対象となります。
都道府県の公共工事におけるCCUS活用の流れは、国交省が自治体への要請を強めているので、今後も加速していくと思われます。
弊所がある大阪府でも、今年度(2023年度)よりCCUS活用による加点が導入されています。
CCUS全現場導入で加点
経審でも加点対象が広がっています。
2023年度より、元請として受注した現場すべてにCCUSを導入することで、経審に加点されるようになりました。
(2023年8月14日以降を審査基準日とする申請が対象)
現場IDの作成やカードリーダーの設置等をすることが必要になります。
CCUSレベル判定で加点
経審では、レベル判定(能力評価制度)による加点も2021年度より取り入れています。
所属技能者のレベルが1つ以上アップすることで経審の加点対象になります。
レベル判定は、事業者へのメリットだけではなく、技能者本人のモチベーションの向上にも繋がりますので、まだレベル判定を受けていない方がいれば、是非ご検討ください。
建設業サポートデスク
建設業サポートデスクでは、建設キャリアアップシステムに特化した手続き代行をしており、新規登録をはじめ、現場導入サポートやレベル判定等の各種手続き代行も行っています。
建設キャリアアップシステムの公式認定アドバイザーやCCUS登録行政書士などの専門家が手続きを行うので、安心してお任せいただけます。
建設キャリアアップシステムのお困りごとがありましたら、是非ご相談ください。
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