建設業コラム
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作成日:2022/08/19
大阪万博と建設工事@



2025年大阪万博


2025年に開催される大阪万博まで1000日を切ったというニュースが先月にありました。
建設業界にとってもビッグイベントになる万博は、建設業を営んでいる方にとっては見過ごせません。

ところで、大阪万博に向けてどういった工事が計画されているかご存知でしょうか

まだご存知でなければ、どういった工事計画があるかを知ることで、今後の事業計画等に役立てることができるかもしれません。

そこで、これから何回かに分けて、大阪万博の工事計画等を紹介していきたいと思います。



大阪万博 インフラ整備計画 概要


まず初回は、全体的にどういった工事があるのか概要を見てみます。

2021年8月に公表された大阪万博に関連するインフラ整備計画には、次のようなものが挙げられています。

@会場周辺のインフラ整備
(例)大阪メトロ中央線延伸、阪神港におけるコンテナ物流の効率化(AIターミナル)

A会場へのアクセス向上
(例)関西国際空港の機能強化、淀川左岸線(2期)整備

B安全性の向上
(例)大阪駅前地下空間の防災・減災対策、南海トラフ巨大地震対策

Cにぎわい・魅力の向上
(例)うめきた2期開発、淀川の舟機能強化、天保山クルーズ客船の受入機能強化

D広域的な交通インフラの整備
(例)新名神高速道路整備、なにわ筋線整備


それぞれの詳細は次回以降に見ていきますが、「大阪万博」という名前から想定される地域よりも、広範囲に渡ってのインフラ整備計画が策定されています。
(山陰や四国なども計画の中に含まれています)



大阪万博工事受注への準備


大阪万博が近づいてくるにつれ工事が多くなってきますが、万博関連の工事を受注するにあたっての準備はできていますか?

例えば500万円以上の工事を請負うためには、建設業許可が必要になります。
現場によっては、建設業許可をもっていないと下請けとして工事をお願いできない、という場合もあります。

また、建設キャリアアップシステムの登録が終わっていない事業者・技能者も、現場に入れない可能性があります。
建設キャリアアップシステムを導入する元請が増えており、「登録が完了していないと現場に入れない」、という話も最近よく耳にします。

また、建設キャリアアップシステムは国土交通省が2023年度より原則義務化として動いています。(2022年8月時点)

直前になって慌てて登録しようとしても、準備が大変であったり、申請後も不備があってなかなか登録が終わらない、という事例もよくありますので、まだ登録が済んでいない事業者や技能者は、早めに登録をすることをオススメします。


せっかく大阪万博による案件が増えても、準備不足によって受注ができない、などというもったいないことにはならないように、事業の成長を考えている事業者さんは、早めに準備を始めておきましょう



建設業許可、建設キャリアアップシステムの手続き代行


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