建設業コラム
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作成日:2021/05/31
「第10次建設雇用改善計画」について



こんにちは。

建設業サポートデスクです。

 

本日は、「第10次建設雇用改善計画」について取り上げてみます。

 

建設雇用改善計画とは


建設雇用改善計画は、「建設労働者の雇用の改善等に関する法律」に基づいて定める中期計画(5年間)で、建設業で働く人の雇用状況の改善、能力の開発・向上、福祉の増進に関する施策の基本となるべき事項をまとめたものです。


第10次計画の主なポイント


■課題(テーマ)
若者が展望をもって働ける魅力ある職場づくりの推進

■施策の最重要事項
@若年者等の建設業への入職・定着促進による担い手の確保・育成
A魅力ある労働環境づくりに向けた基盤整備
B職業能力開発の促進、技能継承

建設キャリアアップシステムの普及・活用を強力に推進


第10次計画では、「今後、熟練技能を有する高年齢層の労働者が大量に離職するとともに、このまま若年者等の入職が進まなければ、将来的に技能労働者が不足する懸念があり、若年労働者の確保・育成が極めて重要な課題となっている」としています。

そこで、特に、建設キャリアアップシステム(CCUS)への加入のメリットをさらに拡大するため、「建設技能者の能力評価制度」の活用を促進するとともに、同能力評価制度による建設技能者のレベルごとの賃金目安の公表及び同賃金目安に応じた賃金の支払の実現に向けた具体的施策について、官民一体となって早期に検討・実現を図るとしています。


このように、建設キャリアアップシステムの普及は喫緊の課題として、官民一体となり推進されている状況です。
CCUSは2023年度から原則義務化されますし、CCUSに登録後は技能者の経験も貯めていくことができるため、早期登録しておくメリットは大きいと思います。

建設業サポートデスクでは、建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録に関する手続き代行を承っています。
また、同時に社会保険の加入手続き・管理や、助成金を用いた人材育成にも力を入れており、多角的に建設業を営む皆様のサポートをしています。

各種手続き等でお困りのことがあれば、建設業サポートデスクまでご相談ください。



建設業サポートデスク

06-4862-7749

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