初めまして。
建設業サポートデスクです。
こちらのコラムでは、建設業に関するニュースや話題を中心に取り上げ、建設業の現在と今後について考えていきます。
本日は、日本建設業連合会の新会長のインタビュー記事を取り上げてみたいと思います。
新会長/日本建設業連合会・宮本洋一氏/業界変革へドライブかける
日本建設業連合会の新会長に就任した宮本洋一氏のインタビューですが、
これからの建設業について3つの大きな課題について言及しています。
1つ目は、公共事業をはじめとする国土強靭化について。
2つ目は、担い手の確保。
そして3つ目は、コロナとの戦い、ニューノーマルへの順応、カーボンニュートラルな社会への貢献。
どれも大きな問題ではありますが、建設業サポートデスクでは2つ目の「担い手の確保」について注目しました。
人口減少が進む日本において、もはや建設業だけでの問題ではないかもしれませんが、
労働力の縮小というのは間違いなく今後の産業を考える上で大きな問題となります。
建設業は他の業種と比べても特に高齢化が進み、次世代の担い手の確保が急務となっています。
このような状況において建設キャリアアップシステム(CCUS)は重要な役割を果たすものになりますが、
残念ながら登録数は目標を大きく下回っているのが現状です。
インタビュー中にもありましたが、2023年度からのCCUS原則義務化に向けて急ピッチで登録者を増やしていくことが必要で、宮本新会長の手腕にも注目です。
我々建設業サポートデスクでも、微力ながらCCUSの普及に向け、情報発信や登録手続き等の相談・サポートをしていければと思っています。
もちろん他にも、社会保険の加入手続きや助成金を用いての人材育成など、建設業を多角的にサポートできるのが建設業サポートデスクの強みであり、また使命であると考えています。
建設業で頑張る皆様を陰で支えていく、そんなイメージでもあります。
明るい建設業を目指して、共に歩んでいきましょう。
作成日:2021/05/25
建設業と次世代の担い手問題について
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