作成日:2022/05/24
建設キャリアアップシステム 「技能者カードが届いたらするべきこと」A
建設キャリアアップシステムに関するよくある質問について取り上げます。
今回は、技能者カードが届いた後にすることについての説明の後半になります。
技能者カードが届いたらすること
前回のおさらいも兼ねて、技能者カードが届いたらすることを確認してみましょう。
@初期パスワードの変更
A事業者IDと紐づいているか
Bカードの色を変えられるか
Cグリーンサイトとの連携
大きく上記の事項がありますが、
@Aは「すべきこと」、
BCは「した方が良いこと」となります。
前回は@Aを説明したので、今回はBについての説明になります。 前回の記事はこちら
⇒ 建設キャリアアップシステム 「技能者カードが届いたらするべきこと」@
Bカードの色を変えられるか
技能者カードに色の違いがあるのをご存知でしたか?
白、青、銀、金の4色があり、それぞれ技能者のレベルによって色が分かれています。
白:レベル1
青:レベル2
銀:レベル3
金:レベル4
となります。
登録時は全員一律で白色=レベル1となっています。
もし、次のような資格をお持ちでしたら、レベルを上げてカードの色を変えることができるかもしれません。
<技能者資格>
登録基幹技能者、1級技能者資格
<技術者資格>(施工管理技士など)
1級技術者資格、2級技術者資格
上記の資格を1つでも持っていれば、金色や銀色のカードを持つことができる可能性があります。
カードの色を変えるメリット
カードの色を変えるメリットとしては、やはりご自身の実力を客観的に示すことができるということではないでしょうか。
金色のカードをもっていれば、それだけ熟練の技能を持ち合わせている証となり、各現場で技能の高さを示せます。
また、事業者にとってもメリットがあります。
所属する技能者のレベルを対外的に示し、自社の施工能力の高さを証明することができますし、また経審においても加点対象となります。
経審においては、技術力を示すZ評点や、技能の向上に関する取組を評価するW10評点の加点対象となっています。

⇒ 「経審対応型 レベル判定コンサルティング」
カードの色を変えるには
カードの色を変えるには、レベル判定という申請手続きを行う必要があります。
各分野毎に能力評価実施団体があり、各々評価基準や申請方法が異なります。
能力評価実施団体の一覧はこちらの国交省HPよりご確認ください。
また、建設業サポートデスクでは、レベル判定の代行サービスも行っています。
ご自身での手続きが難しい場合や、時間がない場合など、
建設業サポートデスクへお任せくだされば、申請者様に代わって手続きを行います。
レベル判定でお悩みの方がいれば、まずは建設業サポートデスクへご相談ください。
お問合せ・ご相談は、お電話またはお問合せフォームで承っています。
TEL 06-4862-7749(平日9:00 〜 17:00)

⇒ 「経審対応型 レベル判定コンサルティング」
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